【本当はこわい】ボニーの悪魔の実は「トシトシ」ではないかもしれない説【ワンピース】

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ONE PIECE107巻のSBSにて、ジュエリー・ボニーが食べた悪魔の実の名前は「トシトシの実」と判明。

作者の尾田先生の公式発言となるものの、はたして真実でしょうか?

たしかに自分や人の年齢を操作できるので「トシトシ」なのでしょうが、ルフィがゴムゴムでなかったという前例もあります。

さらにボニーは悪魔の実を食べたわけではなく、五老星の防衛科学大臣・ジェイガルシアサターン聖の実験によるものだったことも本誌1103話で判明。

Gの一族

とはいえ、なーんかしっくりこないんだよね

いくつか芽生えた疑問の答えを考えるうちに、筆者の中では以下の結論にいたりました。

ジニー&ボニーに投与された悪魔の実はトシトシではなく、「ヒトヒトの実(モデル:人魚)」である。

仮説ではございますが本文で理由をくわしく解説いたします。

最後までご覧いただくと、今後の一味の仲間やイム様の謎にまで迫れる……かもしれません!

本記事は今後の予測やONE PIECEジャンプ最新話までのネタバレ、センセーショナルな内容も含みます。苦手な方はブラウザバック願います。

目次

ボニーの特徴や能力が人魚と一致する

ジニーやボニーに投与された悪魔の実が「人魚」由来のものであると仮定し話をすすめます。

美しい

引用元:「ワンピース」62巻 第609話・集英社・尾田栄一郎 https://one-piece.com/comics/o62/index.html

サンジも大出血してしまう人魚

我らがロビンやナミも絶世の美女ですが、ジニーやボニーもワンピースの世界では美女の部類です。

ジニーもボニーも元は人間ですが、人魚は美女でなければならないのであれば、美女であることがアダになった可能性がありますね。

ワンピース50巻491話より引用 https://one-piece.com/comics/o50/index.html

んがががが

……アダになったはずです。

青玉鱗

ジニーやボニーの皮膚に副作用としてあらわれた「青玉鱗」。

文字通り「うろこ」です。

下半身に出現するべきだった鱗が別の場所に出現=失敗とみなされたのかもしれません。

これ以上の説明は不要ですね。

身体の一部が巨大化する能力

いくら年齢を操作できるとはいえ、身体が一部肥大化する能力についてどうにも腑におちませんでした。

しかし、能力の元を「人魚」とすれば合点がいきます。

人魚伝説の起源となる「ジュゴン」は一般的に2.4〜3メートル、体重250〜400kgの大きさと言われていることから(Google調べ)、ボニーの身体が一部肥大化する能力は、人魚の元であるジュゴンに由来すると考えると納得がいきませんか?

BONNIE PINKがNOKKOの名曲をカバー

補足となりますが、「レベッカ(REBECCA)」というバンドを御存知でしょうか?

1980年代に活躍したバンドで、筆者も尾田先生と同世代なので推測ですが、おだっち(あえて)もレベッカを通っている可能性があります。

CAT

レベッカといえばドレスローザ編だにゃ

REBECCAでボーカルをつとめたNOKKOさんが1994年に『人魚』というソロシングルをリリース。

安室奈美恵さんや柴咲コウさん、JUJUさん、最近ではLiSAさんなど、そうそうたるアーティストたちがカバーをしているので、レベッカを知らない世代の方でも聴いたことがある方もおられることでしょう。

そんな名曲『人魚』を、2007年にBONNIE PINKさんがカバーしました。

(作曲を担当した筒美京平さんのトリビュートアルバムに参加されています)

ボニーが週刊少年ジャンプ本誌に初めて登場したのが2008年の22・23合併号(498話)となり、前出のBONNIE PINKさんのカバー曲発表の約1年後なのです。

ジュエリー・ボニー初登場時のコマ
ONE PIECE 51巻 ©尾田栄一郎 集英社 より引用 

『ボニー』という名前に、髪の色『ピンク』は偶然とは思えません。

すくなくともキャラデザに影響をおよぼしたのではないかと推測します。

当時から構想があったのであれば『人魚』というキーワードは尾田先生の中でかなり大きなものだったのではないでしょうか。

Gの一族

REBECCAには「MOON」という名曲もあります……

サターン聖の目的

五老星の目的は、人魚化したジニーをイム様に食べさせることにあったのではないかと考えられます。

その元となりますのが、次に紹介する日本の伝説です。

八百比丘尼(やおびくに)伝説

古来より国内121箇所に分布されているという「八百比丘尼」の伝説を御存知でしょうか?

Gの一族

「陰陽師」がお好きな方はピンとくるかもしれません

白比丘尼(しらびくに)」と呼ばれることもあるそうです。

八百比丘尼伝説とは

人魚の肉を知らずに食した女性が、17〜18歳程度の容姿(若さ)を保ったまま出家し800年生きたとされる。

この話から連想される人物はただひとり。

そうです、イム様です。

イム様は800年前から生きている

「800年」という数字は偶然でしょうか?

偶然でなければ、イム様は800年前に人魚の肉を食したことが予測されます。

前の項で紹介した伝説からすると800年経過した現在、寿命が尽きる時期が近いのかもしれません。

寿命を更に延ばすために新しい人魚の肉が必要となった可能性も考えられます。

既に存在する人魚ではだめなのか?という疑問も生じますが、「能力者」など何らかの条件が必須なのではないでしょうか。

このことから、イム様の性別は女性と推測できます。

ジニーは悪魔の実を食べることを拒んだ

ワンピース1103話でのサターン聖の告白に違和感がありました。

赤子であるボニーが悪魔の実を食すことが不可能な点は理解できるのですが、既に天竜人に嫁ぎ成人していたジニーが悪魔の実を食べることができないという点です。

悪魔の実の内容・しいては結果どのような運命を辿るのかをジニーは悟り、食べることを拒否したのではないでしょうか。

そこで、ジニーにわからないように悪魔の実のエキスを注入する必要があったのかもしれません。

作中に示唆されたカニ●リズム

人魚の肉を食べるというショッキングな内容をお伝えしましたが、ワンピースの作中ではこれまでにもカニ●リズムを示唆するシーンがありました。

広く知られている場面はふたつ。

白ひげ(エドワードニューゲート)のグラグラの実の能力を黒ひげが引き継ぐ場面や、幼少期のビッグマムがソルソルの能力を得るシーンが該当します。

ワンピース 59巻 577話より引用
ワンピース 86巻 867話より引用

少年誌ですので今後も明かされることはないかもしれませんが、ワンピースの世界にカニ●リズムが存在する証拠ではないでしょうか。

ワンピースには童話へのオマージュが多くみられますが、その元ネタとなる童話にも多くの残●性が潜んでいます。

そう考えると怖い話にはなりますが『ワンピース』の魅力のひとつでもありますよね。

ジョイボーイの謝罪文

イム様の不老手術の際に人魚が使われたことを前提として、このまま話をすすめます。

800年前、空白の100年の間に食べられた人魚は誰だったのでしょうか。

ポーネグリフでジョイボーイが謝罪していた相手が、餌食となってしまった人魚(もしくは能力者)だった可能性が考えられます。

人魚と人間(イム様勢)の共存を果たそうと奮闘していたジョイボーイだったが、イム様側の裏切りなどにより悲劇の惨劇が起こったのかもしれません。

天竜人は人魚をやたらと欲しがる

ワンピース 51巻 502話 より引用

おまけですが、天竜人は人魚の奴隷を所望することが多いですよね。

シャボンディでのヒューマンオークション(ムナクソ!)でも人魚は高値で取り引きされるとのことでしたし、一般の天竜人も人魚の御利益を察している可能性もあります。

おわりに

あくまで本記事は筆者の妄想です。

しかし、ボニーの能力がヒトヒトの実・モデル人魚だったとすれば、つじつまのあうことが多い気がします。

不老になるための人魚の条件や、オペオペの実の不老手術が今後どのようにかかわるのかなど、まだまだ考察の余地はありますが、楽しんでいただけたなら幸いです。

筆者は本記事の執筆を通じ、今後もボニーやトラファルガー・ローは一味との関わりを深め、仲間入りするのではないかとの見解をますます強めました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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