サンジとネズミのカップルの扉絵が可愛らしい1104話。
今週もエッグヘッド編がつづきます!
2024年1月22日㈪発売の週刊少年ジャンプ8号最新話を振り返りながら語ってまいります。
当記事は週刊少年ジャンプ最新話を読んでいる前提で話をすすめております。
具体的な内容は本誌をご覧ください。
まだ読んでいない方や、ネタバレ記事を好まない方はブラウザバックを推奨します。
電子版週刊少年ジャンプはこちらからどうぞ。
素人の感想となりますのでお手柔らかにお願いいたします。
自爆スイッチは押されていた
今回もっともショッキングだったのは、くまの自爆スイッチが既に押されていたことでした。
スイッチはベガパンクの手により「完全停止スイッチ」へと変えられていたことも判明しましたが、くまは停止することなくボニーを守る行動に出ていたのです!
生物の”欲”は制御できない……⁉
引用元:ワンピース 105巻 1061話 尾田栄一郎 集英社 https://shonenjumpplus.com/episode/4856001361133123627
ベガパンク02・悪(リリス)のセリフが示唆したように、くまはボニーを守りたいと心から願っていたことが改めてよくわかるエピソードですよね。
本能のかけら=愛
「愛ゆえの奇跡」とは、前1103話でドラゴンが発言した「本能のかけら」と同義語と捉えて間違いないかと思います。
ドラゴンさん、なかなか詩的(ロマンチック)なお父さんですね
しかし、一筋縄(ひとすじなわ)ではいかない尾田先生のことですから、更なる伏線につながる可能性もあります。
あとで語るバッカニア族の特性にも秘密がありそうですね。
くまの生存フラグ
過去回想の流れから「くまの死」を予見した読者も多くいたでしょうが、1104話で希望のきざしがみえてきました。
くまの停止を『完全な死』と捉えている方もいるようですが、筆者は逆に考えます。
ベガパンクの指示により、暴(アトラス)によってラボへと運ばれたバーソロミュー・くま。
植物状態ということですから、これまでの死亡フラグを回避する流れです。
バスターコールを持ちこたえることができれば、ベガパンクの頭脳でくまが再生する可能性も大いにあるのではないでしょうか?
このまま持ちこたえてほしいですね!
もしかしたら、ボニーの旅の目的は引き続き「父を元に戻す」こととなるのかもしれません。
くまが元に戻ることと、ルフィの夢の果てが繋がるとすれば、かなりアツイ展開になるのでは!?
ボニーのきもち
ボニーが父であるくまに気持ちを伝えた場面は感動的でした。
母親の生前の勇姿も体感できたので、
結果的にくまの記憶にふれてよかったなゃ
くまにボニーの言葉が届いているといいですね。
いえ、きっと届いているはず‼︎
五老聖は不老なのか?
各所で取り上げられることの多い、サターン聖の回復力。
切られた傷が治ったり、血が止まったりと、不老というよりもはや不死ともとれる表現です。
今回はサターン聖がダメージを受けるたびに、崩れる建物の様子が描かれていました。
海軍はくまの仕業だと思っているようでしたが、サターン聖の影響のような印象も受けませんか?
- サターン聖のダメージを周囲の無機物が吸収するシステム
- サターン聖の蜘蛛の糸的な能力による影響
筆者がとり急ぎ考えつくのは以上2点ですが、ほかに何かあれば教えてください!
世界が驚く結末はまだ
自我を失ったくまが、サターン聖をボッコするシーン。
読者的には
やったれ!!
って感じですよね。
世界の頂点を‼︎
現奴隷が殴った〜
歴史的大事件だぞォ〜!!!
引用元:ONE PIECE 1104話 尾田栄一郎 週刊少年ジャンプ2024年8号掲載 集英社
読者とは反対に騒然(そうぜん)とする海兵たち。
皆さんは、エッグヘッド編でのナレーションを覚えていますか。
―――この翌日に迎える事件の”結末”は
世界に思いもよらぬ「衝撃」を与える事となる
引用元:ONEPIECE 107巻 第1078話 尾田栄一郎 集英社
エッグヘッド編の結末はまだですが、今回の一見は結末を予見させるエピソードのようにも思えました。
現実を生きる我々読者にも衝撃を与える結末を迎えるはずだと勝手に期待してますが、はたしてどんな結末なんでしょうね。
シャボンディ諸島での伏線回収
五老聖をくまが殴るシーンは、ルフィが天竜人・チャルロス聖にイッパツお見舞いした場面(51巻の第502話)のオマージュのようでした。
原作では2ページでしたが、アニメ(396-397話)では神アレンジで鳥肌ものでしたよね。
思い出すだけでもゾクゾクします!
ルフィがめちゃくちゃかっこよかったね
恩と縁
今回注目したいのが、フランキーの台詞です。
一味が修行していた2年間、くまは自分の最後の意思でサニー号を守っていました。
くまの行動を知ったフランキーは、彼を『一味の大恩人』であると一味に伝えました。
ワンピース 61巻・第603話 尾田栄一郎 集英社 より引用
いつか恩を返す日がくるのだろうという伏線が今回で回収されました。
引用元:ONEPIECE 1104話 週刊少年ジャンプ2024年8号くまは
おれ達に
とっても
恩人なんだよ‼
上記も今回のフランキーの台詞です。
この直後にフランキーのラディカルビームがサターン聖に向けてはなたれるのですが……。
恩返しは更につづきそうですね
恩返しの一環としても、ボニーの仲間入りもありえるかもしれません。
シャボンディ諸島での黄猿とレイリーの会話にはつづきがあった!?
当時絶望的だった一味のピンチを救った冥王レイリー。
黄猿とレイリーの一戦にて会話が繰り広げられていました。
引用元;ワンピース 尾田栄一郎・集英社 52巻512話 https://one-piece.com/comics/o52/index.html
くまがレイリーに話した内容は、61巻でのフランキーのせりふで明らかになっています。
黄猿とレイリーの間にも、わたしたちの知らないやりとりがあったとしてもおかしくないとも思えるのですが、どうでしょう?
元海賊と海軍大将の間柄ですから、言葉にはせずとも察するものはあったのではないかと思います
見え隠れするボルサリーノの本心
もっと濃いのをかけて来るんだったよサングラス
ワンピース 1104話 週刊少年ジャンプ 尾田栄一郎 集英社より引用
ベガパンクに「心がもたんか」と声をかけられたあとの黄猿(ボルサリーノ)の台詞が渋いっ!!
目は口ほどにものを言うなんてことわざもありますしね
シャボンディでは恐ろしい海軍大将でしかなかったけれど、最近の人間味あふれる姿から好きになったという読者も多いみたいだね
フランキーへの攻撃から垣間みえる黄猿の「情」
前回1103話では戦桃丸やボニーの状態を気にかける黄猿の様子が描かれましたが、今回はフランキーへのせりふが気になりました。
見せてみろ…成長‼
引用元:ワンピース 第1104話 尾田栄一郎 集英社 https://shonenjumpplus.com/magazine/11990162089558132050
『師弟』とは違いますが、近しい感情を感じたのは筆者だけでしょうか?
表では攻撃をしているように見せかけて、裏ではフランキーを守っているようにも見えます。
自分にできないことを一味に託しているようにも受け取れますよね
古い友人であるベガパンクや戦桃丸に攻撃を仕掛けるくらいですから、どうしても『海軍大将』の立場を守らなければならない理由があるのでしょう。
こりゃ終わったねェ……
引用元:ワンピース 第1104話 尾田栄一郎 集英社
頭を抱えて呟く黄猿・ボルサリーノの哀愁ただよう横顔もたまりませんでした!
海軍はもともと市民に寄り添った組織であるはず。
黄猿も根は心のやさしい人間なんでしょうね。
回想ピザパでの黄猿は、ひょうきんそうなオッサンだったにゃ
黄猿が男として・人として、友情と立場の狭間でどのように振舞うのかは、リアル社畜な筆者としても注目したいポイントです。
黄猿の「どっちつかずの正義」の真意や裏切りのタイミングについても色々と考察したいところですが、収集がつかなくなりそうなので機会があれば別記事にまとめたいと思います。
「さっさと終わらせる」ために、ボルサリーノはあくまで任務を遂行しようとするのか、はたまた違う道があるのでしょうか!?
ルフィはどこへ?
さて、ルフィはどこに行ったのでしょう。
海軍が取り逃したと慌てふためいておりましたが、次週にはあらわれてくれますかね。
気になるのはサターン聖の最後の台詞です。
「古き神を呼び起こしてしまった者」
引用元:週刊少年ジャンプ ワンピース 第1104話
「古き神」とは、なにを指すのでしょうか。
単純にルフィ(=ニカ)を指すようにも思えますが、さらに裏もありそうな気もします。
いまだ動かない古代ロボットの存在も気になりますし、ベガパンクが発した「バッカニア族の特性」と関連するようにも思えます。
身体が丈夫なこと以外にも何かありそうですよね
あなたの考察もコメント欄で教えていただけるとうれしいです☺️
おわりに
着々と準備されるバスターコール。
バスターコールは不発に終わって欲しいですが、そういうわけにもいかないのでしょう。
ではどのように回避するのか?
どのように脱出するのか?
ルフィ活躍回も近いかにゃ
ニカとボニーの対面も待ち遠しいねェ~
(黄猿風)
次週もお休みなしとのことですから、目が離せませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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