2024年1月29日(月)発売の週刊少年ジャンプ9号掲載の『ワンピース1105話』の個人的な感想と考察です。
キャロットがイヌアラシとネコマムシにシチューをご馳走する扉絵からはじまりました!
扉絵ではご馳走シリーズが続いていますね。
ネコマムシの旦那に~会いに~行こう~♪
今週は12ページと短めでしたが、絵で見せるシーンが多い印象でした。
本記事はジャンプ本誌を読んでいる前提での感想記事です。
未読の方やネタバレが苦手な方、あらすじを知りたい方もまずは本誌をご覧ください!
週刊少年ジャンプ公式ページはこちらからどうぞ。
黄猿の真意はどこに
バスターコールの発令直後からの様子が描かれます。
最初の見開き2ページでは絶望する人物にはトーンが貼られ、ONE PIECEの割りに少なめの台詞ながら、言葉の裏の駆け引きが緊張感とともに表現されていました。
島内からの避難を動かすドール中将に対し、黄猿とともに残るというサターン聖。
かなり圧を感じます
「まだ何か隠しているのか」というサターン聖の台詞はベガパンクに向けたものでしたが、同時に黄猿に向けた発言のようにも思えます。
サターン聖は、黄猿の陰での裏切りにうすうす気づいているのであろうことが示唆されました。
腐っても世界のトップですからね
黄猿を残した理由
サターン聖は、なぜ黄猿を残したのでしょうか。
光の速さなので逃げるのも容易だからかな?とも思えますが、そうでもないことが黄猿の表情から伺えます。
引用元:週刊少年ジャンプ 2024年9号 ONE PIECE
諦めとも受け取れる、黄猿の横顔。
えげつないサターン聖のことなので「ベガパンクにトドメをさせ」など、とんでも発言もありそう!😣
引用元:週刊少年ジャンプ 2024年9号 ONE PIECE
うなだれる黄猿の表情からは、絶望しか感じられません。
小さいながらも、尾田先生の絵の凄さがよくわかるコマですよね。
ベガフォースワンも破壊していた
裏切り考察が世に蔓延している大将黄猿・ボルサリーノですが、今週も裏切るような場面は見受けられませんでした。
辛そうな気持ちを抱えていることは読み取れましたが……。
それどころか、一味の脱出の頼みの綱であったベガフォースワンも黄猿により破壊されていました。
くま親子やアトラス・フランキーを載せた真空ロケットまでをも一刀両断。
今は黄猿にとって、サターン聖の信頼を取り戻すための試練のときなのでしょうか……
より強い攻撃から逃がすためという説もあるようだけど……
どんな風に裏切ってくれるのか、もしくは裏切らないままなのか、今後も目が離せません。
大人組の動向
ここでひさしぶりに登場してくれた大人組の動向でも……!
(大人組を見守るブログですのでっ!)
ロビン
引用元:週刊少年ジャンプ 2024年9号 ONE PIECE
チョッパーに介抱されながら眠っています。
無事でよかった~
前日の謎の戦闘で重傷を負っているロビン。
ヨークやセラフィムとの闘いによるものかと思われるのですが、具体的な理由が明らかになっていないんですよね。
これもなにかの伏線なのでしょうか?
フランキー
くまを運ぶアトラスとともに、ボニーを運んでいたフランキー。
真空ロケットにワクワクしたのも束の間、黄猿の『天叢雲剣(あまのむらくも)』により宙を舞ってしまいました。
フランキーは前話でも黄猿の攻撃を受けてました。
前回の攻撃で黄猿はフランキーの耐性をはかっていたのかな……
ブルック
ヨミヨミの冷気で島雲を凍らせ、サニー号を滑らせています。
ベガフォースワン作戦に代わる打開策ですね。
リリスにアイディアを褒められて喜ぶブルックでしたが、どうやって止まるかまでは考えていなかったところがブルックらしいですねw
「ヨミヨミの能力は、実はグザンのヒエヒエの上位互換なのでは」なんて説もあるようですが、真相はいかに!?
ジンベエ
姿は見かけませんでしたが、闘いを続けているらしいゾロとルッチを止めに向かったようです。
くま&ボニー親子を狙うパシフィスタ!
今回もっとも筆者が感動した「画」です。
画面の端には放り出されたフランキーとアトラスも居るのですが、とてもいい絵でしたね!
これぞ漫画の醍醐味というやつでしょうか。
サターン聖は相変わらずも腹立たしいクズっぷりをお披露目しているのですが、ベガパンクが想像する悲劇と相成り喜怒哀楽が詰まったコマでした。
画像を載せるのはたやすいのですが、本誌や単行本でじかに堪能していただきたく思います!
脱出船を助けた「あいつら」は誰!?
戦桃丸が逃したエッグヘッドの科学者たちを、サターン聖の命により追跡していた軍艦がなにものかにやられました。
近いうちに姿をあらわすことは間違いないのですが、今週話でいちばん気になるところですよね!
新しいキャラの可能性もありますが、ここは読者も知っている人物(団体)である説が濃厚と考えられます。
ふつうに考えると黒ひげ(ティーチ)
以前、黒ひげ海賊団の旗を掲げた船がエッグヘッドに近づいている描写がありました。
黒ひげは明確な目的がないと動かないと言われています。
では、何を目的に近づいてきたのでしょう……?
パワープラントだにゃ
もっとも妥当な線ですね。
しかし、もうひとつ考えられる目的があります。
黒ひげの目的
エッグヘッド編は、過去のシャボンディ諸島編や頂上戦争編をオマージュしたものだとよく言われています。
黒ひげの異形=ケルベロス説も、もはや常識かと思いますが、現時点で黒ひげがもつ能力といえば……
- ヤミヤミ
- グラグラ
ふたつしかありません。
最終話までに能力は3つに増えるはずです。
考えたくはないのですが、ニキュニキュを奪われる可能性も否めません……。
しかし、黒ひげが手に入れる能力はどれも明確なパワー技ですので、確率的にはかなり低いかと思います。
能力は手にいれるんでしょうけど、もっと王道な感じの能力のような気がします。
可能性の高い目的は「パワープラント」の略奪でしょう。
黒ひげ帝国を作るためにもね
悪魔の能力の複製技術を盗みにきたという高度な考察も存在するようです。
革命軍説
記事も終盤にさしかかりましたので、ここらで「大穴」でも。
ワンピースを読んでいていちばん楽しいのは、予期せぬ展開に驚かされたときですよね?
ってことで、革命軍説です。
当初思いついたものの、ドラゴン&ルフィ親子のご対面には時期尚早な気もしました。
ですが、エッグヘッド編序盤にて、死が近いというメッセージをベガパンクからドラゴンは受け取っています。
ドラゴンが友人としてまったく動かないのも不自然な気もするのでありえない話でもないですよね。
くまと革命軍のつながりもありますし、これから更に混戦することもじゅうぶん考えられます。
クロスギルド説
クロスギルド乱入説もありそうです。
- バギーの名演説以降の動きが描かれていない
- 海軍があつまる現在のエッグヘッドは、海軍狩りを掲げるクロスギルドにとって格好の狩り場
加えて、メタ的ではありますがゾロ目話はゾロの活躍回という世間での考察を踏まえると、第1111話も近いのでさらに現実味を帯びてきます。
クロスギルドの乱入後に黒ひげがやってくるとなれば、ONE PIECEの世界に与える衝撃もかなり大きなものとなりそうな気がしませんか?
他にも、麦わら大船団説やSWORD説なんかもあるようですが、本記事では割愛いたします(^◇^;)
「大混戦」の真意がそろそろ見えてきそうですよね
まとめ
今週もルフィは満腹になっただけで、特に活躍しませんでした。
いつものルフィらしくないという感想も見かけましたが、ニカの人格に近づいているのでしょうか?
- ルフィの参戦はまだ?
- 次にエッグヘッドに上陸するのは誰?
- ボニー&くま親子は無事なのか?
- 黄猿は海軍側のままなのか?
今週も気になることだらけのワンピース。
来週も休載なしとのことなので、心して待ちたいと思います!
ご覧いただきありがとうございました^^
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