2024年2月5日発売のジャンプ最新10号に掲載のONE PIECE第1106話。
表題「きみの仲間」と、考察界を賑わせているワード「あいつらがやってきた!」にちなんで1106話に登場した味方たちや、これからやって来るかもしれない「やつら」について、感想・考察を交えながら語ります!
本記事はジャンプ最新話を読んでいる前提でお話しますので、まだ読んでいない方やネタバレが苦手な方は閲覧を避けてくださいね。
コミック108巻は3月4日(月)発売の朗報も!
週刊少年ジャンプはこちらからどうぞ。
前回の感想はこちら
第1106話に登場した味方たち
週刊少年ジャンプ2024年10号 ONE PIECEより引用
前話で考察界隈を賑わせた「あいつら」がエッグヘッドにやって来るところから始まりました。
『くま』が『ボニー』の味方であることは大前提としても、今話のタイトルの「きみ」や「味方」は複数の人物を示唆していましたね。
おおまかには
- パシフィスタ=ボニーの味方
- ベガパンク=くまとボニーの味方
- ニカ=ボニーの味方
- ドリーとブロギー=太陽の神の味方
1106話に限定すると、このような感じでしょうか。
くわしくは各項目で解説します。
くまセラフィムも『本能』的にボニーの味方になりそう
パシフィスタ
考察界隈や、ファンの間で噂されていたことが遂に事実になりましたね~!
撃たないで‼︎お父さん‼︎
あたし達をこの島から逃して〜!!!
『ワンピース』週刊少年ジャンプ2024年10号 第1106話 尾田栄一郎/集英社より引用
ボニーの言葉をカギとし、ボニーがパシフィスタの上位指令者となるようにプログラムされていたのでしょう。
では何故そのようにプログラムされていたのかといえば、ベガパンクのくま&ボニー親子への愛に尽きるかと。
ベガパンク
さすが天才科学者です。
前回・1105話最終ページでのベガパンクの心の声からは悲劇しか想像できませんでしたが……
週刊少年ジャンプ 2024年9号 集英社 ワンピース 1105話 ©️尾田栄一郎より引用
ちゃんと続きがありました。
週刊少年ジャンプ2024年10号 ONE PIECE 1106話 尾田栄一郎 集英社より引用
ベガパンクは、悲劇を回避する仕組みをパシフィスタに仕掛けていたわけです。
リスクヘッジは大切だにゃ!
ベガパンク、熱すぎる!!
身勝手ではないよ~( ;∀;)
お子がいるパパ・ママ世代の読者は、目頭を熱くさせられたのではないでしょうか!?
ボニーの誕生日プレゼント(太陽ネックレス)にもなにか仕掛けがありそうですが、今話では何もありませんでした。
ベガパンクは死なない
週刊少年ジャンプ2024年10号 ONE PIECE 尾田栄一郎 集英社より引用
サターン聖により、致命的ともいえる一撃を受けたベガパンク。
このまま息絶えてしまうのでしょうか?
ベガパンクが物語から退場するには早すぎるので、個人的には一命をとりとめるのではと思います。
ベガパンクから説明されていないことはまだまだ残っているので説明してもらわねばなりません。
- 物に悪魔の実を食べさせる技術
- 悪魔の実の謎も判明したようで判明していない
パンクレコードがあるじゃないか!
そんなご意見もありそうですね。
バスターコールからなんとか守り通したパンクレコードから、未解明の謎に迫るという世界線も確かにありでしょう。
しかし、生きた本人からもっと説明していただきたいところです。
フランキーとももっと交流して欲しい
ベガパンクの生存を強く願うしかありません。
ベガパンクはどうやって生きのびる?
では、致命傷ともとれる一撃から、ベガパンクはどうやって生き延びるのでしょう。
さいわい一味には万能薬を目指す医者がいます。
チョッパーね
さらに、ラボには複数の人工臓器がありますし、ベガパンクの頭脳を分けたサテライトたちもいます。
世紀の大手術のはじまりかもしれません。
ニカ
先週まで物語の隅で食べてばかりだったルフィがやっと動き始めました。
ニカを目の当たりにするボニーの後ろ姿は、エッグヘッド編の中でも最高の『絵』でしたね!
週刊少年ジャンプ2024年10号 ONE PIECE 1106話 より引用
尊い‼
信じる力を取り戻したボニーが、今後どのようにパワーアップするのかが見ものですね!
しかし、最近のルフィって『ルフィ』らしくないというか、『ニカ』に人格を奪われている感じがしませんか?
ベガパンクが刺されてるのに笑ってますからね(;´・ω・)
今後のルフィ(ニカ)の言動や、いかに。
ドリーとブロギー
今週いちばんのびっくりポイント!
まさか、あの二人がエッグヘッドにやってくるなんて、誰が想像したでしょうか!?
ドリーとブロギーって、エルバフに居たよにゃ!?
作中の時間軸がよくわからなくなることがあるのですが、考えたらエッグヘッドとエルバフってそんなに遠くないんですよね……。
完全に盲点でした!
『迎えに来た』という台詞がとても気になります。
エルバフと言えば『太陽の神』信仰の一族ですし、ドリーとブロギーは『リトルガーデン編』でルフィたちと再開を誓い合った仲。
とはいえ、単純に『近所までようこそ!宴でもして行かないか?』なんてノリで迎えに来たとは考え難い。
何か理由があるはずです。
ロビンとサウロの再会も近いのかしら……
これからやってくる「あいつら」【予測】
さて、多くの考察者の予測を上回った今回の『あいつら』の登場でしたが、まだ可能性はあると思います。
世間で多く予測されていた『あいつら』についておさらいしてみましょう。
- 麦わら大船団
- 革命軍
- 黒ひげ海賊団
- クロスギルド
それぞれ個人的な見解をまとめてみました。
麦わら大船団
可能性はまだ十分あると思います。
ワンピース80巻 第800話『子分盃』より引用
単行本80巻ドレスローザ編の最後に語られた『一大事件』はエッグヘッド事件と同義なのかは不明ですが、同義であれば登場の可能性あり。
しかし『成長した結果』ともありますので、成長にはもう少し時間がかかるようにも思えますね……
【追記】先の話のネタバレを含みます。クリックで展開
1109話ではレオがドレスローザに居る様子が描かれていたため、大船団のエッグヘッド乱入は消えたようです。
革命軍
革命軍は少し遅れて到着するのではないでしょうか。
飛んで行ったくまを心配してやって来るものの、ドラゴンたちの現在地(カマバッカ王国)とエッグヘッドは少し距離がありそうですよね。
それに、ルフィ・ドラゴン親子が対話するタイミングも今ではない感があります。
一味が世界政府と対峙する具体的な理由が出来たときに対面するのではないでしょうか
よって、バスターコール終了後もぬけの殻となったエッグヘッドに革命軍が降り立つような気がしています。
黒ひげ海賊団
『味方』ではありませんが、確実に近海に居るはずの黒ひげ海賊団の一味。
引用元:集英社「ワンピース」尾田栄一郎 107巻・第1079話
一般的には以下の3名がエッグヘッドに近づいていると言われています。
- カタリーナ・デボン
- ラフィット
- シリュウ
最後の最後に『パワープラント』を奪って去って行くように思いますが、一味とはどう関わるのか、もしくは一切関わらずに終わるのか……。
ぷりんちゃんが囚われていることをサンジが知る展開とか?
シャーロット・プリンが誘拐されている理由も気になりますね。
クロスギルド
バギーの熱意あふれる演説によりワンピースを目指すことになると思われるクロスギルド。
引用元:集英社「ワンピース」尾田栄一郎 107巻・第1082話 ‟取りに行こうぜ‼‟
戦わずしてワンピースを手に入れたいクロスギルドですから、現れるのはグランドラインの終盤・ラフテル前後のように思えます。
バスターコール真っ只中のエッグヘッドに
わざわざ出向かないにゃ
しかし、なぜか思う通りにことが進まないのがクロスギルドの幹部三名の運命。
クロスギルドにいるバギーの部下の大半も、インペルダウン脱獄~頂上戦争きっかけのメンバー。
エッグヘッドには頂上戦争編のオマージュも見受けられますので、乱入の可能性は否定できません。
本人たちの意志とは裏腹に関わってしまう展開はありそうな気がします。
おわりに
くまの過去回想編からイッキ読みしたくなる回でしたね~!
ジャンプで読み返すのも良きですが、来月新巻が出ますので単行本で読み返したい!
今週の気になるポイント
- ベガパンクは生き延びれるのか?
- ドリーとブロギーは何故わざわざ迎えに来たのか
- ルフィの人格はどうなっている?
- 黄猿は裏切らずに終わるのか
- 黒ひげはいつ現れるのか
次週は休載とのことですので、色々と想像しながら楽しみにしています
ONE PIECE 108 (ジャンプコミックス) [ 尾田 栄一郎 ]次話感想はこちら
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