しばらくサボっておりましたが(汗)、遅れつつもジャンプ本誌の『ONEPIECE』の感想をお送りいたします。
さっそくですが、タイトル“ハードアスペクト”って何のことやらじゃありませんか?
健康に害を及ぼすやつかにゃ?
それはアスベスト
強い衝撃を放つ角度とのことですが、わけわかめ。
「ハードアスペクト」は何を比喩しているのかに焦点を当てて、今回は記事を書いてみます!
本記事は週刊少年ジャンプ2024年21号掲載分の『ONEPIECE』第1112話を既に読まれていることを前提として執筆しております。
そのため、思わぬところで知りたくなかったネタバレを目にしてしまう可能性もありますので、ネタバレを好まない方はどうかご注意ください!
緊張関係その① エッグヘッド全体
話をすすめる前に、いまいちど『ハードアスペクト』の意味についておさらいしておきましょう。
惑星同士の角度(0度・90度・180度)を指し、それぞれに意味があるものの、
占星術的には『困難』や『緊張関係』をあらわすとされています。
緊張関係といえば、まさに『エッグヘッド』の現状をあらわしていますよね。
- 四皇となった麦わら海賊団の上陸
- バスターコール真っ最中
- 世界のトップの五老星上陸中
- しかもなにやら怪しげな変身までしている
- 片や巨兵海賊団は乱入してくるし
- そんな中でベガパンクが全世界に向けて何やら発信を始めた
- 世界の秘密が全世界に暴露されるかもしれない!?
緊張の種しかみつからないにゃ!
言い換えれば『一触即発』ってことだね
『ハードアスペクト』には、困難を乗り越えるという前向きな意味も含まれているとのことですから、
ベガパンクの告白を受けて、一味がどのようにエッグヘッドでの試練を乗り越えるのか楽しみですね。
緊張関係その② ベガパンクサテライトの『殿(しんがり)』行動
実は、ベガパンクのサテライト達って
少しづつ物語から退場していってる!?
もっと前から気付いておられた読者もおられるかと思いますが、筆者がこのことに気付いたのはお恥ずかしながら今回の話からです。
調べてみると、去年から考察していたツワモノも存在!
ゴイス~!
サテライトではありませんが、ミスバッキンのクローンであるステューシーがフロンティアドームに残るところで違和感を覚えました。
指令室からバリアの解除作業を行うのよね
次のシーンでは、サテライト03『想(エジソン)』が船を島外の海上に着水させるべく、サニー号から飛び降りたところで、同じ考えを確信した方もいらっしゃるのでは。
クローンであるステューシー含め、ベガパンク一同は物語からフェイドアウトしてゆくのかもしれません。
ちょいちょい映像電電虫の過去映像がはさまれるため錯覚しそうになりますが、正(シャカ)は既に亡き者ですしね……(涙)
シャカのキャラ好きだったんだけどな……( ;∀;)
『死にゃせん』との言葉が示す通り、またいつか彼らと逢える日が来てほしいところです。
欲(ヨーク)がどのように終わりを迎えるのかも気になるところ。
「罪を重ねたら五老星と付き合いづらくなる」という台詞から、ヨーク自身にも最低限の罪の意識はある様子。
最後には自身の罪を悔いて犠牲になるような気もしますね。
01 正(シャカ) | 1077話で死亡 | |
02 悪(リリス) | 1110話には居た | |
03 想(エジソン) | 1112話で船を飛び降りる | |
04 知(ピタゴラス) | 1090話で死亡確定 | |
05 暴(アトラス) | 1108話で巨兵海賊団が回収 1112話最終頁で生存確認済 (ボニー&フランキー組に同行中) | |
06 欲(ヨーク) | 1112話でも生存 |
リリスもアトラスも最後まで残ってほしいなぁ……
緊張関係その③ ルフィVS五老星
ルフィVS五老星に関しては、物理的な『衝突』が生じてますね。
対サンドワーム(シェパード・十・ピーター聖)では、ビルで口を封じる荒業っぷり。
猪、もとい封豨(トップマン)に拳をお見舞いするも、あまりの固さに返り討ちにあってましたけど、なんだか楽しそう。
ギロリと睨む封豨にやや緊張を感じます。
ウソップ組に現れた牛鬼@サターン聖の脚や、ボニー組の元に降臨した馬骨のシルエットには不気味な緊張感がありますよね!
どう立ち向かうかにゃ
【番外】フランキーとレッドキング中将も衝突していた!
大人組応援ブログとしては、我らがフランキー兄貴の活躍についても言及しておかねばなりませんね。
レッドキング中将、明らかに某ウルトラ〇ン怪獣のオマージュで登場時から話題でしたが、立場は中将。
それなりにお強いはずですが、兄貴の『スチームストロングライト』で一発KOでした(;・∀・)
レッドキング中将が雑〇魚というわけでなく、兄貴がつおいのです。
ちなみ、SNSでも話題になっていた模様!
中将の武器に名前が刻まれているとは、初見では気づきませんでした(;・∀・)
よく見てますよね~!
すごいなぁ(・∀・)
巨兵海賊団
ほとんどの読者の想定とおり、物語の次の舞台は『エルバフ』であることは確定といっても過言ではないかと。
そのため、巨兵海賊団はみな無事に島を出る気がしているので、特別に緊張や危ういイメージはありませんよね。
とはいえ、そんな読者の意表をついてくるのが尾田先生ですので、安心は出来ませんが……(^^;)
うまく一味を導いてもらいたいものです。
おわりに
今回はタイトルにある『ハードアスペクト』が表現するものに焦点をあてて記事を書いてみました。
五老星の真の姿を見たカクが「悍ましい(おぞましい)返信」と口にしたところから、ルッチに続きCPゼロチームの裏切りも予見され、これもまた「ハードアスペクト」ですね。
話のいたるところに『強い衝撃』や『困難』『緊張関係』が散りばめられている回でした。
それ以外にも、今回の話は情報量が多く、尾田先生の休載明けのパワーを感じましたよね。
次の話でベガパンクの発信の本題もわかるかにゃ
表紙連載でヤマトがどんな冒険を繰り広げるのかも楽しみだね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
のんびりながら、X(旧twitter)もやってますのでよかったらフォローお待ちしてますw
では!
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