どうも、またまた難しい言葉が表題になってます、『ONEPIECE』第1113話。
今回の表題は『STALEMATE』
皆さん、チェスはしますか?
筆者はしません。
チェスをたしなまないので、用語も知りません。
チェス用語とか、「チェックメイト」くらいしかわからんよ
チョッパーがたくさんいる巻頭カラー表紙は
可愛かったにゃ( *´艸`)
『STALE MATE』について軽く調べたことをまとめると、行き詰まりや立ち往生・癒着を表現する模様。
「ステイルメイト」や「ステールメイト」と読むらしい。
『ONEPIECE』第1113話において、どのような行き詰まりや癒着が登場したのかを当記事ではひも解いていきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
当記事は2024年4月30日発売の週刊少年ジャンプ(2024年22・23合併号)を読んでいる前提で話をすすめてます。あらすじは故意に避けておりますので、具体的な内容は本誌をご覧ください。
まだ読んでいない方や、ネタバレ記事を好まない方はブラウザバック推奨です!
五老星の『STALEMATE』
今回の一連の流れで大ピンチの様相をみせる五老星は、まさに現在の行き詰まりの最たる存在。
ベガパンクが語り始めた「世界の真実(の仮説)」。
五老星が焦れば焦るほど、それは仮説ではなく真実だということが露呈してゆきますね。
有名考察ユーチューバーさんが「無能星」と揶揄するところが目に浮かびますw
(いつも楽しみにしています)
そんな五老星が癒着するのは、ベガパンクステラの一人「欲(ヨーク)」。
前話・第1112話の感想の中で、ベガパンクのサテライトは全員物語から退場するのではと書きましたが、ヨークも例外なくエッグヘッド編の終盤に破滅することが予測されます。
では、「ステラ(本体)」はどうなるのでしょうか?
ステラの生死
バーソロミューくまの過去編でときおり出てきた「魂の重さ」というワードに引き続き、「心肺停止」など、エッグヘッド編では「生命」や「科学」についての疑問を投げかけるワードが出てきますよね。
引用元:週刊少年ジャンプ2024年22・23合併号 『ONEPIECE』尾田栄一郎 集英社
巨匠・手塚治虫氏の世界観にも通じるのではないかと感じる死生観に関する問いかけ。
ドキッとしたよねー
ベガパンクは単純に死んだのか、生きているのか。
ベガパンクの心肺は停止したけど、脳(思想)は生き続けるということなのか。
ベガパンクの心肺は停止したけれど、復活するのか。
ベガパンクの心肺も脳も、すべて死んでしまうのか。
ここまでくると、まるで一休さんの「とんち」……問答合戦の域に達してしまいそう。
(世代的にわからないひともいるでしょうね、ごめんなさい(;・∀・))
個人的には、ベガパンクの心肺も脳も生きていて欲しいなと思います。
一味のミッションも「ベガパンクをエッグヘッドから逃がすこと」にありましたし……。
初志貫徹して欲しいにゃ★
サンジの頑張りを無駄にしないためにもね!
五老星の通信手段
五老星同志でときどき遠隔で会話してるけど
どうやってるんだろう……
以前から地味に気になっています。
覇気なんじゃないの?
まぁ、「ただならぬ覇気」と表されていたくらいですしね。
シャンクスと緑牛だって、あんなに離れた距離で会話していましたし、
そんなに深く考える必要のない事なのかもしれませんが……気になりますw
そして五老星。
それぞれ人間の姿をしていますが、妖怪のときの姿が本物なんでしょうね、おそらく。
ロビンの『STALEMATE』
先の「覇気電話」の中でも登場したクローバー博士。
クローバー博士の抹殺を命じたのはサターン聖だった
ロビンたちの目の前にあらわれたサターン聖。
声を聴き、「あの時の」トラウマを思い出してしまうロビン。
そんなロビンを「守る」と叫びながら、サターン聖を撃退するナミ・ウソップ・ブルック、そしてチョッパーのシーンは、超・エモい。
物理的にも心理的にもロビンを守っていて、一味の絆を感じさせる良きシーンです。
一味の中でも戦闘力低めのウソップやナミが奮闘しているのが、
また良いにゃん★
余談:オハラの全知の樹
オハラの世界最古の木について、宝樹アダムとする説もありますが……
オハラの全知の樹って何かに似てるなぁ~と思ったら、昭和生まれの方ならわかると思うんですけど、「この木なんの木、気になる木」でお馴染みの、アノ木に似てますよね。
既に考察されているとは思いますが、アノ木の正体って『モンキーポッド』って呼ばれているそうです!
一枚板の家具に向いているとのことで、『宝樹アダム』説もますます強まりますが、『モンキー』という名も偶然なのか、神のいたずらなのか……
世界の『STALEMATE』
今話最後のベガパンクの台詞は最大の行き詰まりですが、その世界の国々にとっても、それぞれの「行き詰まり」があるのかもしれません。
シロップ村には映像電伝虫がない
フーシャ村にも映像電伝虫がありませんでしたが、シロップ村にもないことが今話で判明。
飼育の手間も考慮した上での決断であるようなことを、メリーさんが語っていましたが、経済的な事情もありそうです。
イースト・ブルーは
経済的には貧困な国々が多いのかな?
ゴア王国のような国もあるよ
「平和の象徴」とも呼ばれる海とのことで、なんとなく慎ましやかなイメージがありますよね。
それはそうと、あえて映像を見せないということは、シロップ村やフーシャ村に「敢えて映像を見せたくない」出来事が今後起こり得るのかもしれません。
深読みしすぎ?
それぞれ、ウソップやルフィの故郷にあたります。
エッグヘッド編では考えにくいので、少し先の話になるのではないでしょうか。
機会があれば、別途考察記事にしようかなー
既に水没対策済の国(島々)
世界は海に沈むと断言された終わった今回の物語。
『レイリーとクロッカスは、世界が沈むことを知っていた』という考察が世間を賑わせました。
こうなると、ロジャー海賊団の元メンバー(特にスコッパー・ギャバン)の現在の職業や居場所がますます気になるところですが……
「海に沈むことを知っている国」が存在してもおかしくないのでは?とも思えますよね。
「国の王や統率者」が直接知っている確率は低いでしょうけども、アラバスタ王家での言い伝えのように、その国の伝承であったり、地域に根付く風習のような形で「知っている」ということは大いにありそうです。
筆者がパッと思いつくだけでも
- ウォーターセブン
- ゾウ
- 魚人島
などの国々があります。
どの国も水に沈むことに耐性があるにゃ
特に最近の物語中の世界の様子が描かれる際に、ウォーターセブンが出る頻度が高いように感じました。
海に沈む=『フランキーが船になる説』が生きてくるのかもしれません……。
おわりに
最後の最後にベガパンクのトンデモ予言を残して終わった1113話。
まだまだベガパンクの仮説という名のほぼ真実?が明かされていく本誌の流れから、今後も目が離せません!
陳腐な表現で申し訳ないのですが、続く1114話の感想や、今回の話で思いついた考察エピソードの執筆も溜まっていますので、これにて失礼!どろんっ!!
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