『ONEPIECE』第1121話〝時代のうねり〟黒い影の正体を徹底考察

おひさしぶりの更新です。

本ブログの今後の運営方針について、最新話の感想からは執筆が追いつかないので撤退しようと決めた矢先……

触れずにはいられない案件が勃発してしまいました！( ﾟДﾟ)

みなさん、2024年7月22日発売の週刊少年ジャンプ2024年33号はご覧になりましたでしょうかっ！？

今回はこれまでの伏線まとめ回としても秀逸でしたよね〜😆

本記事では特に「黒い影の男」の正体について突き詰めて考えたいと思います。

最新話を読んで、同じように興奮しているみなさんと、この感情を共有できればうれしいです！✨

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第1121話のざっくりネタバレ感想

ルフィとボニーのWニカ状態での戦闘のテンションもピークに到達。

感動的でした。

意識がないはずのくまが、微笑んでいるように見えましたよね？

横に並んだWニカは兄妹のようにも見えるし、夫婦のようにも……😀💕

ボニーの仲間入りも確定に近いのではないかと感じる今日この頃ですが、皆さんはどう思いますか？

空へ逃げる

今週は特に絵や構成に含みをもたせる場面が多かったように感じました。

そのひとつが、以下の登場人物や場所の絵や構図。

意図して描かれているのでは？　と思ったのは筆者だけではないはず。

世界が海に沈むとき、空島は人々の避難先のひとつになるのでしょう。

最終的に、しらほし姫＝ポセイドン（+ノア）は魚人島の民族たちを空島へ導くのかもしれません。

いっきに太陽の近くに飛び出ちゃいますね(*´艸`*)

ここに、ビビがどう関わるのか。

引用元：『ONEPIECE』尾田栄一郎　集英社　第107巻・1086話

ビビやには何かを爆発させる元となる能力や仕掛けがあるのかもしれません。

と、考えることができるのではないでしょうか。

イム様といえば、しらほしのお写真にナイフを突き立てるという凶行に走っていました。

ポセイドンには良い感情を持っていないということが窺えます。

絶滅種の存在

空島への旅を思わせたページの次には、絶滅に近い種族についても語られていました。

３つの種族は何を意味するのか。

「神」の一人である「ニカ」＝ジョイボーイの海賊船のクルーだったのではないかと考えます。

理由はまた、追々。機械があれば語ります。

黒い影について振り返ってみよう

前置きが長くなってしまいましたが、本題です。

黒い影の正体の候補を挙げていきましょう！

その人物と推測される理由や、逆に正体とは思えない理由なども紹介しますが、その前に……

前置きはいいからとにかく人物をはよ挙げろ！という方は、ここから飛ばしてください！

特徴

考察するにあたり、黒い影の人物の特徴をおさらいしておきます。

剣を構えている

以上！

それ以下でもそれ以上でもない。

あとは、男性ぽいってことくらいでしょうか。

この特徴を元に人物を割り出してゆきましょう。

そして……

今回の見開きページが重要と思われる理由

念のため確認しておきます。

今回、見開き２ページに描かれた人物たち。

最終章において重要な人物であることはほぼ間違いないでしょう。

話の流れからワンピース争奪戦に参加する人物たちと考えることができます。

四皇（ルフィ・シャンクス・バギー・黒ひげ）。

海軍勢力の代表として、コビーと赤犬。

革命軍からはドラゴンとサボ。

天竜人からはイム様とフィガーランド卿。

そして、どのポジションから参戦するのかは不明ですがクザン（青キジ）が描かれました。

出てきた人物は皆、ルフィと因縁のありそうな人物ばかり。

これ以上の説明は不要と思われますが、ロジカルではない。

では、敢えてロジカルな理由を追求するとするならば……

すべてはサブタイトルが物語っている

ということに尽きるのではないでしょうか。

ロジャーの名台詞がサブタイトルになる時は重要回

アニワンのタイトルコールにもなった、有名なゴール・D・ロジャーの言葉があります。

第100話の冒頭で語られた、以下の引用の台詞です。

引用元：『ONE PIECE』尾田栄一郎/集英社　第100話・単行本12巻

今思えば記念すべき第100話に、ルフィのパパであるドラゴンが初っ端から登場してるんですよね。

これぞ、あとから見返したくなる名作漫画の神髄。

上記の台詞のうち『受け継がれる意志』は単行本の16巻および、同巻収録の第145話のサブタイトルでした。

『人の夢』は、24巻および同巻収録の第225話のサブタイトルになっています。

あれから約900話、20年以上の時を経て登場した『時代のうねり』というワード。

尾田先生はロジカルにタイトルを操りますから、第1121話がこれまでの話をいかに回収して最終章に持って行こうとしているかがよく窺えますよね。

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ちなみに、第501話(51巻収録）のサブタイトルに『うねり始める世界』なんてものもあります。

ミホークは除外

最初に黒い影の主はミホークなのではないか、とも考えました。

しかし、クロコダイルの姿が無かったことから、単純に候補から外しています。

もちろん裏を描いてミホークである可能性もなきにしろあらずですけどね……。

ビジュアル未公開の人物

候補の人物をざっくりと面が割れている人物と、そうでない人物とに分けてみました。

数の少ない顔が出ていない人物の候補から挙げていきましょう。

ロキ王子

まず候補に挙げたいのが、ロキ王子です👑

『ONEPIECE』の次の舞台でほぼ確定であろう巨人の国・エルバフの王子様ですね。

ビジュアル非公開枠としてあげましたが、何度かイム様ばりのシルエットで登場してますね。

なかなかユルいシルエットの持ち主……

これからの物語で間違いなくクセ強のキャラとして登場するでしょうし、そうなると今後のワンピース争奪戦に参加しても不思議ではありません。

また、北欧神話由来ということから、剣士である可能性も十分に考えられます。

考えられない理由としては、今回の見開きページのシルエットはスッキリしていたことですね……。

ロックス

一番手は『ロックス海賊団』伝説の船長？であるロックス・D・ジーベックです。

バギーの父親なんじゃないかなと勝手に予測していますが、候補からは一番遠いのかもしれません。

なぜなら『既にこの世に居ない』と過去にセンゴクの口から語られているからです。

ただし、故人と明言されたわけでもなく、死因も明かされていないため、生きている可能性もありえなくないので候補に挙げてみました。

いずれ過去回想などでロックスのビジュアルや生き様も明かされるかと思われますが、現代の時間軸に登場する可能性は低そうですよね。

『ヒノキズの男』

「ロードポーネグリフ」を持つと言われる「ヒノキズの男」の可能性も否めません。

ヒノキズの男といえば、ドラゴンではないかとされる説もあり、筆者も基本的にこの説が濃厚なのではないかと考えています。

しかし、ドラゴンは既にビジュアルも公開されており、見開きのページにもしっかりと顔が載っていましたので、「黒い影の男」の候補からは外れます。

では、ヒノキズの男の他の候補者だとしたら、どうでしょう？

一人目：ヨーキ船長

ヒノキズの男であり、黒い影の男の正体候補として一人目に挙げたいのが、ルンバ―海賊団の船長・ヨーキ。

病を命で落としたような雰囲気で語られた彼ですが、ルンバ―海賊団離脱後の足取りは不明なんですよね。

そんな”キャラコのヨーキ”の生存説に真実味が帯びたのが第631話「ギョンコルド広場」（単行本64巻）の表紙。

ラブーンが待つ双子岬にて、クロッカスさんと親しげに酒を酌み交わす唐傘をかぶった和装の男性。

うしろ姿のみの描写で、2024年7月現在も正体はわかっていませんが筆者はヨーキ船長説派です。

ほかに

……とする説も強力なんですけどね～

希望的な希望です。希望オブ希望。

しかし、ヨーキ船長は剣よりも音楽を愛する男なので、ここで黒い影の候補からは外れますね、ぎゃふん。

二人目：サウロ

剣士でもなければ、シルエットからして黒い男の特徴から外れてしまうのでナシですね(;’∀’)

しかし、重要な人物であることには違いないので、記念候補ということで！

ロビンとの再会が待ち遠しいですね～＾＾

ビジュアル公開済の人物

ヨーキ船長やサウロが出てきた時点で、既にビジュアル公開済の人物を出してしまいました汗

構成力の甘さをおゆるしください。

スコッパー・ギャバン

ロジャー海賊団のメインクルーのうち、いまだ所在が語られていない男、スコッパー・ギャバン。

そろそろ読者の前にあらわれてもよい頃かと思うんですが、どうなんですかね？尾田っちー

しかし、武器が剣ではなく「斧」なので候補からは外れることに。

シャンクスの双子の兄？

以前から考察界隈ではまことしやかに囁かれている「シャンクス双子説」。

世界会議中に五老星に謁見をゆるされていたあの人物のことですね。

なんとなくご都合主義ぽい印象があり筆者は賛同しかねていたのですが、今回のシルエットでイッキに現実味が増してしまいまいした。

ぶっちゃけ、これが正解なんじゃないかとすら思っています。

だってもう、影、シャンクスやん！？

でも、シャンクスの本物は右上にしっかり鎮座しているわけで。

シャンクスといえば、船で酔っ払っているであろう様子が描写されていましたよねー。

シャンクスの双子の兄弟とする理由は他にもあります。

見開きページの右と左でさまざまな対比がありました。

もういちど、先ほど出した見開き図をご覧ください。

構成からうかがえる対比として、

パッと思いつくだけでもこれだけの材料が揃います。

そんな中で、唯一「対の存在」がいないフィガーランド卿。

ほぼ確でシャンクスの実父と言われている人物。

フィガーランド家は天竜人の間でも、かなり位の高い家柄のようですよね。

「双子」が不吉とする民族や、むかし話を耳にしたことがある人は多いはず。

高貴なお家柄から追い出された、なんて話もありますよね。

シャンクスはフィガーランド家に棄てられてしまい、ロジャー海賊団に迎え入れられたのかもしれません。

では、このシャンクスの兄（仮）は一味にとって味方となるのか敵となるのか。

味方であって欲しいですが、敵の可能性が高い気がします。

理由は特になく勘でしかないのですが、みなさんはどう思いますか？

この辺また、別に記事にします。

くいな

ちょっと浪漫のある考察も入れておきたいので、くいなチャンをあげてみます。

くいなが階段から落ちたとされるその夜、革命軍の船がなぜかシモツキ村に停泊していたという有名なエピソードがあります。

くいなは生存しており、革命軍に保護されているという説が生まれたきっかけですね。

たしぎ＝くいな（同一人物説）、もアリだと思いますが……

「くいな」は「たしぎ」とは別人で、成人した「くいな」が、革命軍の隠し玉としてこれからの物語に関わる可能性もワンチャンあるかも。

ただし、シルエットの刀が洋風ぽいので、和の剣士であるくいなの可能性は低いと思われます、残念。

まさかのヒグマ

最後に大穴で締めたいと思います！(笑)

ラスボスが第一話に登場するのは少年漫画の基本セオリー。

そんなわけなかろうと鼻で笑ったそこのアナタ、もしかしたら、もしかするかもしれませんよ？

そんな展開が待ち受けていたら……ワンピースの全世界のファンがひっくり返るはず！

いちおう、剣も持ってますからね！！

心のどこかでそんな珍展開を期待してしまうのは私だけでしょうか？

まとめ

黒い影の持ち主について、あれこれ考えてみましたが、濃厚なのは「シャンクスの双子の兄」なんじゃないかなと思いました。

この説を推す＝シャンクス双子説も同時に濃厚になってしまうわけですが。

双子説はご都合展開な気がして受け入れたくなかったのですが、これも必然だったと思わせてくれるようなエピソードを尾田先生なら用意してくださっているはず！

今後の展開もたのしみですね！

最後に、ラコステとのコラボTが発売されるとのこと。

5,000円くらいなら買っちゃおうかな～なんて軽い気持ちでチェックしてみたら、まさかの万額💰

臨時収入でも入れば買ってみようかな、なんて思ってます。

それではｗ

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