久しぶりの更新です。
エッグヘッド編終盤での怒涛の種明かしも落ちついて、大きな動きを感じなかったここ最近ですが、ようやく動き始めそうですね!
週間少年ジャンプ2024年47号に掲載された『ONE PIECE』第1130話。
記事が各回に追いついておらず恐縮ですが
今回も好き放題に語らせていただきますっ!
当記事は『ONEPIECE』ジャンプ最新話のネタバレを含みます。
具体的な内容は本誌をご覧いただくとともに、未読の方やネタバレ記事を望まない方は元のページにお戻りください。
海上の大人組
初期メンのクローズアップが続いていましたが、ようやく大人組が登場しましたね!
引用元:ONEPIECE 第1130話 ©尾田栄一郎 集英社
尊い絵面……😊
この一コマに大人組の魅力が凝縮されているように思います。
- 感謝
- 仁義
- 礼節
- 目的を明確にする知性
- 人脈(魚脈)の広さ
- 相手への気遣い
理想のオトナ像ですね。
巨兵海賊団の陽気なノリに
癒されるにゃん♬
そんな大人組をフィルターとして、世界の動きやエルバフが抱える問題が徐々に浮き彫りになってゆきます。
跳ね上がる懸賞金
巨兵海賊団の二大船長、ドリーとブロギーの懸賞金が大幅に上昇しました。
以前の1億ベリーから18倍の18億ベリーへと跳ね上がったのです。
この急激な上昇の理由は明白。
エッグヘッドでの出来事が直接的な原因となっています。
二人は世界政府、さらには五老聖に反抗し、麦わらの一味の脱出を助けました。
このような重大な行動が、懸賞金の劇的な増加につながったのでしょう。
巨人族は世界政府非加盟国なので
もともと友好的な関係ではないよね
ワンピースの世界でも物価高なんだねw
犯人に仕立て上げられた兄弟
コブラの○害にくわえて、ルフィもベガパンクに手をかけた誤報を流されてしまいました。
世経って食えないヤツだにゃ😠
世経の嘘に驚かなくなった御一行ですが、今回の焦点は別のところにあります。
それは『自由の姿』のルフィの手の甲にある〝ばつ印〟です。
この印は、以前エメトにも見られました。
さらに、アラバスタ編の“あの”シーンを思い出させます。
この印は『自由』だけでなく、『仲間』をも表現しているのかもしれません。
仮説として、過去のジョイボーイ一行が時空を超えてバラバラになっても、お互いを見つけられるようにこの印をつけたのではないかと考えられます。
一味では「自由の姿」と呼ばれるルフィのモデル「ニカ」は太陽の神とされています。
しかし、ここで新たな展開が起きました。
もう1人、太陽の神を自称する人物が登場したのです。
その人物こそ『ロキ』です。
エルバフの王子とされる彼の背景には、まだ明かされていない重要な事実がありそうですよね!
ロキ
自称・太陽の神。
まるで新興宗教の教祖のような印象を受けます。
エルバフは太陽信仰が根付いた国ですので、象徴的な存在が必要とされるのかもしれません。
そのため、王族が神を自称することは、それほど不自然なことではないようにも思えます。
出会い方がゾロと似ている
多くの方が感じたことかと思いますが、縛られている姿がゾロの登場シーンに似ていますよね。
オマージュ……?
以下、本編画像でくらべてみましょう。
まずはなつかしのゾロのシーン。
引用元:ONEPIECE 第3話 ©尾田栄一郎 集英社
そして、今回のロキの登場シーン。
引用元:ONEPIECE 第1130話 ©尾田栄一郎 集英社
おどろきの展開として、ワンチャン『仲間』になる可能性すら感じさせられます。
父親コロシという禁忌を犯している点が気になりますが、えん罪の可能性もなきにしろあらず。
元ネタである神話のロキも相当な悪神ではありますが、神話のネタをそのまま持ってくるような尾田っちではないはず。
そこにはとんでもない『トリック』が隠されているかもしれません!
ゾロも最初は『魔獣』とか
呼ばれていたもんね
『世界を終わらせる』という言葉の真意は、二つの解釈が可能です。
- 文字通り、世界の終焉をもたらす不吉な王子としての役割
- 天竜人による支配体制という、現在の世界構造を打破する革命者としての役割
この曖昧な表現が、物語にさらなる深みと謎を与えており、今後の展開で、その真意が明らかになることを期待しましょう。
忌み子
ロキは「呪われた王子」と呼ばれています。
一方、ハイルディンは「一応」王の子と表現されています。
この違いから、二人が異母兄弟であることが推測できます。
この「呪われた王子」という表現は、今後の物語の伏線として機能しているのではないでしょうか。
さらに、「呪われた王子」という言葉を早い段階で登場させることで、今後展開されるであろう双子の呪いの話題を、読者がスムーズに受け入れやすくするための仕掛けなのかもしれません。
『双子の呪い説』は筆者の仮説に過ぎませんが、詳細はこちらの記事でも触れています。
少年誌であるジャンプに
「呪われた子」とか「忌む子」なんて表現は
なかなか過激ですからね……
近年のジャンプは過激な描写も多いので気にしすぎかもしれませんが、尾田っちの気づかいなんじゃないかなー。
それこそ、少し前まで赤髪海賊団がエルバフに停泊していたことから「ちょっとしたトラブル」の解決にはシャンクスも一役かっていたのかもしれません。
おわりに
表面だけを読んでも、深読みしたとしても今回の1130話に関しての裏テーマは「兄弟」だったように思えます。
そして今後もっとも気になるのは「ルフィとロキは仲良くなれるのか?」ってところですね。
そして何と闘う必要が生じるのか。
次の話も楽しみです!では。
『ONEPIECE』最新第110巻発売中♬
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